高橋選手銅メダル!


ついに出ましたね、日本男子フィギュアで初のメダルが。
大怪我から見事に復帰し、果敢に4回転ジャンプに挑戦、
惜しくも失敗するもその後、完璧な演技をこなしての
堂々の3位入賞、本当に素晴らしいですね。表彰台で
日の丸を見つめつつ目を潤ませる彼の姿に、思わず目頭が
熱くなりました。そして銀メダルのプルシェンコ選手よりも
美しい4回転ジャンプを決め、初めてのオリンピックで
見事8位に入賞した小塚選手にも拍手を送りたいです。


しかし・・もう一人の日本人選手の織田信成選手・・
彼は4年前、つかみかけたトリノオリンピックの出場権を
目の前で逃してしまったあの時の雪辱を果たすべく、
今日の日に懸ける意気込みはどんなにだったろう・・
なのに、なのにあんな事になってしまうとは・・
「靴紐が切れた」と聞いた時は、「何故新しい靴紐を
使わなかったんだろう?」と思ったのですが、彼が後で
「紐を変えると感覚が狂ってしまう」と言っていたのを聞き
「それほど繊細な競技なんだ・・」と、改めてフィギュアの
難しさを思い知りました。


華々しい表彰式の後に放映された織田選手の演技後の
インタビューで、必死に質問に答えようとしつつ、
堪えきれずに泣き出してしまった彼を見て、思わず私も
貰い泣きしてしまいました。彼にはこんな悲しい顔でなく、
満足行く演技をした時の満面の笑みを見せて欲しかった・・。
4年後のソチオリンピックでは、メダルを手にして
表彰台に立つ織田選手の感動の涙が見たいです。心から・・。