豊川リレーマラソン


昨夜から降り出したらしい雪がうっすら積もる中、私たちは
豊川に向けて出発しました。時刻は午前6時30分。まだ外は
真っ暗です。しかも今日は休日で車が通ってなく、道には
轍が無く、非常に怖い思いをしながら名四国道を走り、
みえ川越インターから高速へ。幸い高速道路上には雪はなく、
予定時刻に会場に着くことが出来ました。駐車場では
誘導してくれた係員さんが私達の車のナンバープレートを見て
鈴鹿って・・三重県からわざわざ? 時間かかったでしょう」と、
驚いた様子で話しかけてこられました。はい。遠かったです。


今回はリレーマラソンという事で、他の3人の参加者と合流し、
スタート時刻を待ちました。しかし・・スタート時刻寸前、
空からは雪が舞い始め、あっという間に大雪に。そんな中
競技は続けられましたが、待っている間の寒い事寒い事!
待合室なんてものはありませんから待つのは屋外、しかも
屋根もないので雪まみれです。お腹に入れた使い捨てカイロも
全く暖かさを感じません。もう地獄のようでした。
そんな中、救いだったのは会場が豊川ということもあってか、
懐かしい三河の言葉を聞けたことです。「じゃん、だら、りん」
私は生まれは名古屋ですが、物心ついてからは岡崎で過ごしたので
三河の言葉がとても馴染みが深く、懐かしく思うのです。
しかし・・雪はあっという間に吹雪のような状態になり
手足の感覚もない状態となりました。まるでスキーに来たようです。
昨年夏の長良川伊良湖トライアスロン
暑さも辛かったですが、寒さも辛いものですねえ。


それでも規定時間内に無事リレーを終え、参加者に配られた
稲荷寿司と豚汁をごんぞう氏と2人で分け合って食べ、
完走を讃え合い3人と別れて家路につきました。
途中近くの温泉施設へ立ち寄り、冷え切った身体を温め、
やれやれと高速に乗ったまではよかったのですが・・
いきなり「豊田南→飛島 雪のため通行止め」の文字が。
豊田南は行きに立ち寄った刈谷ハイウェイオアシスよりも
手前、つまりかなり手前で高速を降りなければなりません。
そして高速が通行止めという事は一般道はどうなっていることか・・
嫌な予感は的中し、国道23号線は降り積もる雪と高速から降りた車で
大渋滞。途中の上り坂では何台もの車が上り切れずに
立ち往生しており、それが渋滞に輪をかけて全く動かない状態。
結局、最初のナビの予測では2時間で帰宅できるところが、
4時間半もかかって何とか家に帰りつくことが出来たのでした。


これまで雪が降るとわくわくしていた私ですが、
今回ばかりは雪が憎らしく思えました。
ま、それでも事故もなく無事に帰ってこれたんですから
いいと思わなくてはいけませんね・・。