関宿へサイクリング

歴史を感じさせる建物内部



長いと思っていた7日間のお休みも、
気付けば折り返しとなっていて
今日は天気もいい事から、前々から
行ってみたかった「関宿」へごんぞう氏と
自転車で行ってみる事にしました。


関宿とは、その名の通り、昔宿場町だったところで、
私の大好きな古い町並みが残っている景勝地です。
これまでごんぞう氏は一人で自転車で関まで
何度も行った事があるので、どのくらい遠いのか
聞いてみると「そんなに遠くないよ」との事。
なので私でも楽に自転車で行けると思っていたのですが・・


さあ出かけようと玄関のドアを開けると凄い風。
嫌な予感はしたものの、もう準備も済ませてしまったし
大丈夫でしょうと出発したものの・・
街中を抜けて周りが田んぼばかりの道に出た途端
向かい風で自転車が全く進まなくなってしまいました。
ごんぞう氏はスイスイ進んで行ってしまいますが、
私は彼に借りたサングラスの効果も空しく、目から涙は
出てくるわ、もちろん鼻水もダーダーで「まだか、
まだか」と思いながら必死にペダルを漕いでいました。


目指す関宿の道の駅に辿り着いた時にはもうヘトヘトで、
相変わらず何度乗っても改善されないお尻の痛みに
辟易しながらも、レストランで昼食をとり、美しい古い町並みを
目の当たりにした時には疲れも吹き飛びました。
江戸時代から残る建物には威厳を感じ、歴史の重みに
色んな思いを巡らせました。建物の中には入る事は
出来ないだろうと思っていたのですが、2軒ほど「博物館」として
公開している建物があり、しかも期間限定で無料で開放して
くれていたのでありがたく見学させてもらいました。
初めて行った関宿は、本当に素晴らしい所でした。
いつまでも後世に残してほしいものです。


行きは向かい風で酷い目にあいましたが、帰りは追い風に
背中を押してもらって比較的快適に進むことが出来ました。
サイクルコンピュータの示した本日の走行距離は
62キロメートルで、町並みを自転車を押して進んだ2キロほどを
差し引いても60キロは走った事になります。
なのにお尻の痛みは相変わらず・・まだまだ正しい乗り方をマスター
するまでには時間がかかりそうですねえ・・。