ついに限界が・・


このところ私は月曜日になると、いえ、
正確には日曜の夜になると憂鬱になってきます。
また明日から仕事か・・と。


そしてやってきてしまった月曜日、今日も今日とて
ごんぞう氏の帰りは遅く、午前2時。それから
ご飯を食べて、お風呂に入って・・をどんなに
早くこなしても、寝床に入れたのは午前2時半を
過ぎた頃でした。それでも朝ゆっくり出来るならまだしも、
どんなに寝る時間が遅かろうが、毎朝6時には
起きなくてはなりません。そしてそれでも土、日と
休みがある週休2日制なら(本当はその筈なんですが)
疲れも取れると思うのですが、このところずっと
土曜日は仕事です。こんな状態が続けば、いつか
ごんぞう氏は過労死してしまうのではないでしょうか。


この状況、以前読んだ新井素子さんの小説
「おしまいの日」にそっくりです。ストーリーは
多忙過ぎる夫の帰りが毎日遅く、それを心配し過ぎて
少しづつおかしくなってしまう専業主婦の精神が
壊れていく過程を描いたものなのですが、私には
主人公の三津子さんの気持ちが痛いほどわかるのです。
心配して心配して、それでもどうにもならず、
何も状況が変わらないままで、妻はおかしくなって行き
とうとう「おしまいの日」を迎えてしまいます。
それでも夫の労働環境は変わらず、ついに夫の忠春さんは・・
これ以上はネタバレなので書きませんが、読み終わった後
何とも言えない気分になったのを思い出します。
この話を読んだ当時は「酷い話だな」と他人事のように
思っていたのですが、この最近のごんぞう氏の状況を見ると
他人事ではなくなってきて、非常に怖いです。


今週一週間が過ぎれば、10月です。来月はどうか、
少しでもこの状態から脱出出来ますように・・。