ついに眼医者へ


昨夜の寝る前の願いとは裏腹に、今朝、目が覚めると
私の右目は目ヤニで固まってしまって、指でこじ開けないと
明かない状態でした。こんな事態は生まれて初めてです。


そんな私を見てごんぞう氏が、ネットで今日でも
やっている病院を探し出して連れて行ってくれました。
しかし…その病院というのはショッピングセンターの中の
コンタクトレンズのお店に併設されている病院で
「眼科」とあっても実際は「コンタクトレンズ
購入する人のための施設」であり、受付で説明しても
看護師さんに「?」てな顔をされました。


それでも一応眼科なんだから…と、思っていたのですが
入ってくる人は99%がコンタクトを買う人で、つまり
病気で来たのは私だけだったのです。それは中待合に
通された時にもっとハッキリしました。ドアの向こうは
色んな検査機器がズラーリと並び、次々にコンタクトの
購入者が検査を受けています。が、私はやる事がないので
その場で待たされました。何だか変だなと思いつつ…


そしてやっと診察室?に通され先生と話が出来ると思っていたのに、
先生らしき男性は私の眼を診ようともしないで「症状からウィルス性の
結膜炎だと思われます」と断言。風邪との関連性とか
聞きたかった事がたくさんあったのですが
「何でここに来たの? 場違いだよ」と言わんばかりの面倒臭そうな
先生の態度と、声が出にくいのも手伝って何も言わずに診察室を出ました。


それだけでもヤレヤレだったのですが、
極めつけはこの病院には調剤薬局が無かった事です。
つまりどこか処方箋受付をしてくれる薬局へ行かねば
薬が貰えないのです。正直、こんな酷い対応なら、あくまで
「当院はコンタクトレンズ購入者のみ対応します 眼病の
方は他の病院へ行って下さい」とでも言ってくれた方がよほどマシでした。


結局、いつも行っているドラッグストアで処方箋を提示し、
目薬は受け取れましたが、家に帰って差してみてもよくならず
夕方には無事だった左目に症状が現れました。ここだけは
皮肉にも先生が言っていた「もしかしたらもう左目にも
感染してるかもしれません」という見解が当たりました。
折角探し出して連れて行ってくれたごんぞう氏には申し訳ないの
ですが、正直な気持ちとしては「行っても行かなくても同じ」
でした…。


そして、先生が私に下した「ウィルス性結膜炎」という
診断結果すら、後から調べた結果、怪しいと思わざるを得ません。
この病気は感染力が非常に強く、夏場に起こりやすく冬は殆ど
罹らないとの事。それと別に「細菌性結膜炎」という病気が
あるのですが、これは風邪などで体の抵抗力が落ちている時に
罹り易く、感染力はあまりないそうで、そんなに重篤な症状には
ならないそうで、2〜3日で自然に治癒する場合が多いそうです。


この結果からみても、私は「細菌性結膜炎」である可能性が
極めて高い気がします。だったら誤診じゃないですか!
…だいたい、患者の患部も見ないで判断を下すなんて酷過ぎます。
もうどうなっているんだか…医者が信用できなくなりそうです。