うどん屋さんでの出来事


最近、妙に「味噌煮込みうどん」が食べたいと思っていた私、
今日はその思いを遂げるべく、ごんぞう氏とひさしぶりに
うどん屋さんへ出かけました。しかし、そのお店は複合の
ショッピングセンターと合同の駐車場を利用するため、
生憎近場は空いていませんでした。仕方なく遠くの場所に
停めたのですが、車を出てふと前を歩いているカップルに
目が行きました。その2人は男性がとても背が高く、
女性の方は男性の肩までもない背丈で、男性はその女性の
背中に手をやり、寒さから庇っているように見えました。
そういえば、最近、ごんぞう氏とあんな風に手を繋いだり、
肩に手をかけられて歩くなんて事全く無くなったなあ…と、
思いながらごんぞう氏の方を見ると、もう遥か前方を
わき目もふらず、私の方を振り返りもせずに歩いておりました…。
寂しい思いのまま、うどん屋さんに入ると、先程のカップルも
お店の中にいて、私はその2人を改めて近くで見て、驚いてしまいました。
男性の方は30才台くらいに見えたのですが、女性の方が
どう見ても中学生くらいのほんの少女だったのです。
「…なんて年の差カップルなんだ…」と思っていたら、
男性と少女の会話の一端が聞こえてきました。

    
      「…お父さん」


……親子だったんかい!  しかし、なんとまあ最近の中学生
(小学生だったかもです)は、大人びた格好をしているのでしょうね…。
それに、親子にしては、あんなに父親とスキンシップをとるとは・・
どう見ても恋人同士のように見えて、私とごんぞう氏の方が他人の様でした。
ま、イマドキにしては珍しいお父さんっ子なんでしょうね。