心痛む光景


我が家から少し離れた場所に、あまり綺麗ではない
水が流れる川があり、川岸には桜の木が沢山植えられていて
毎年この時期になると美しい花をつけて目を楽しませてくれていました。
しかし・・ここ一週間程の間に、その桜の木が殆ど切り倒されて
しまったのです。川沿いの道を広くする護岸工事のためらしいのですが、
もう今にも咲きそうにふくらんだ蕾を沢山付けた桜の枝が切られて
無造作に地面に置かれているのを見て、「せめて花が終わってから
工事してくれればよかったのに・・」と思ってしまいました。
近所の人達も同じ思いなのか、工事の人に声をかけて、蕾を付けた枝を
持って帰る人を見かけました。道を広くすれば確かに通りやすくなって
便利ですが、そのために切られてしまった桜の木達・・
仕方ない事だとわか、何とか木を切らずに済む方法はなかったのかな
と、勝手な事を思ってしまったのでした・・。