新生鈴鹿へ

随分前から行われていた鈴鹿サーキットの
全面改装がやっと終わり、今日はそのお披露目の
「スタート鈴鹿　オープニングサンクスデー」です。
私は以前からごんぞう氏に、この日は絶対に
サーキットへ行きたいと言っていたのに彼は全く
聞いていなかったらしく、勝手にいつも一緒に
レースを観に行っている会社の先輩との約束を
取り付けてしまっていました。そして迎えに来てくれた
先輩の車に乗り込んで朝から出かけてしまい、
一人残された私はお昼位まで悩んでいましたが、
一人でもいいから行く決心をしました。

しかし、行くと決めても今更もう駐車場は満車に決まっているので、
３年前のＦ１のフリー走行の日にやったのと同じ方法で、
１，８キロ離れたショッピングセンターに車を止め、
歩いてサーキットへ向かいました。
が、この日は昨日と同様、４月とは思えない暑さで
たどり着いた頃にはもう私はヘロヘロになっていました。

それでも気を取り直して中へ入ってみると、周りは家族連れやら
カップルやら友達同士やらで一杯で、男の人の一人は見かけましたが、
私のように女一人ってのは見かけません。余りの寂しさに
ごんぞう氏にメールしてみましたが返事は無く、帰ろうかな・・
と思いましたが、丁度中嶋悟さんと鈴木亜久里さんの名車によるデモランが
あったのでそれを見てから「返事来てるかな・・」と携帯を見たら返事は
まだ無く・・「ピットでも見て、それから帰ろう・・」と寂しく一人ピットを
見て回っていたら・・・前から見覚えのある人が。なんと、
そこでばったりごんぞう氏と出会ってしまったのです。
私はてっきりメールを見て探してくれていたのかと思ったのに、彼は
メールが来た事を知らなかったそうで・・全くの偶然で会ってしまったのです。
後から知ったのですが、この日の入場者は約３万人。そんな大勢の人の中、
広いサーキットで会えるなんて、これは凄い偶然のような気がしました。

ごんぞう氏と同行していた先輩を、私は全く知らなかったので、お互い
「初めまして」となりましたが、この先輩がとても気さくで話し易い人で、
初対面というのに私はすっかり打ち解けてしまいました。そして私が一人で
来た事を知り、「今日は暇だったから来たの？　それとも好きだから？」と
質問されました。「好きだから一人でも来たんです」と答えると
「だったら誘ってあげればよかったのに」・・ですと。
私はてっきりこの先輩が私との同行を嫌がるといけないと思い、私を
誘ってくれなかったのかと思っていましたが、私との同行を嫌がっていたのは
他ならぬごんぞう氏だったようです（怒）。
とにもかくにもそれからは３人で色々と見て回りました。
新しくなったコントロールルームの見学は、普段は絶対に入れない
オフィシャルエリアをガラス越しですが、間近に見る事が出来て感激しました。
そして帰りは駐車場に止めてあった先輩の車に私も同乗させてもらい
ショッピングセンターまで送って頂き、そこで先輩と別れて
ごんぞう氏と一緒に帰宅しました。

今回、最初は一人でとても寂しかったのですが、途中でごんぞう氏に会え、
３人で色々回る事が出来てとても楽しい一日となりました。
来週も鈴鹿サーキットでレースがあるのですが、この先輩は来るそうです。
にわかファンの私とは違い、本当にレースが好きな人は違いますね。