いよいよ伊良湖へ

大松屋食堂の天丼



明日はごんぞう氏の今年最後となる
トライアスロンの大会、伊良湖トライアスロン
行われる日です。前日受付のため、私達は
今日、伊良湖へと出発しました。


車にETCをつけて初めてその恩恵である
「1000円でどこまででも」を受け、
憧れの(笑)ETCゲートをくぐりました。
そして東名高速は岡崎付近が混んだものの、
順調に進み、豊川インターで高速を降り、
渥美半島へ入りました。時刻はお昼近くになり
「どこかでご飯食べようか」と、目に入ったのは
「大松屋食堂」という名の見た感じ「いかにも」
な大衆食堂でした。まさかここでなんて
思ってないよね? と思う私を尻目に、ごんぞう氏は
車を駐車場へと入れました。「え? ここで食べるの?」
と思いましたが黙って車から降り、その時点で駐車場が
一杯だったので変だとは思っていたのですが、お店の戸を
開けてみてびっくり。狭い店内はお客さんでびっしり
だったのです。順番待ち用の紙があったので名前を書き、
待つ事にしましたが、なんせ店が狭いので待つ所すら
ありません。仕方なく私は店の外のベンチで座って
待ちました。そして20分ほど待ったでしょうか、
やっと順番が来て席に着けたので、とりあえずはと
ごんぞう氏は天丼、私はカツ丼を注文したのですが、
隣の席のお年を召したご婦人二人組の前に運ばれてきた
天丼とカツ丼を見て肝をつぶしました。カツ丼も凄い
ボリュームだったのですが、天丼の方はといえば、
丼から盛り上がって今にもこぼれそうです。
慌てて周りを見回すと、他の人達の頼んだ料理も
どれも物凄い量です。後から知ったのですが、どうもこのお店、
有名な「デカ盛り」のお店だったようです。


私達のところに料理が運ばれてくる前に、とうとう隣の
ご婦人方もギブアップの様子。天丼を注文したご婦人は
持ち帰りを希望したのですが、「この時期はちょっと・・」と
店員さんに断られ、申し訳なさそうに残して帰られました。
さて、そうこうしている内に、私達の元にも天丼とカツ丼が・・
うーん、凄いです。カツ丼は普通のお店の大盛り、天丼に
至ってはメガ盛りってところでしょうか。早速食べ始めたのですが
案の定、半分程食べ進んだ所で箸が止まってしまいました。
ごんぞう氏の方はというと、てんこもりになっている天ぷらを
お漬物の小皿に移し(そうしないとご飯にたどり着けません)
さすが男ですね、奮闘して何とか完食。いつもなら食べ残した私の分も
ペロリと平らげてくれるのですが、上に乗った豚カツを食べて
ギブアップ。付いていたお味噌汁も飲めない程苦しそうです。
なので汁物だったらまだ大丈夫だった私が彼の分のお味噌汁をもらい、
カツ丼のご飯だけ少し残してしまうという結果になりました。
それにしても私達がお店に入ったのが11時半で、出て行くときには
1時近かったのですが、お店は超満員状態が続いていました。
あのデカ盛りを求めて皆さん来るんですね。流行るお店には理由があると
納得できました。それにしても凄い量・・採算取れるんでしょうか・・。


予約した宿は伊良湖ビューホテルです。本当は会場の目の前の
伊良湖ガーデンホテルが良かったのですが、予約が遅すぎて
ガーデンホテルには泊まる事が出来なかったのです。これが
明日の大会にかなり大きな影響を与える事になるのですが、
私達はまだその事には気付いてはいませんでした・・。


受付を済ませ、ホテルに着き、チェックイン時間前でしたが、
ホテルの計らいで早めに部屋に入れてもらう事が出来ました。
ごんぞう氏は選手が参加できるカーボパーティーに出席するため
自転車で会場のガーデンホテルへ向かい、私はその間、ホテルの
大浴場で汗を流して寛ぎました。「余り食べ物が無かった」らしい
パーティーからごんぞう氏が帰ってきてから、お楽しみの
夕食です。食べ放題のバイキングだったのですが、お昼の
大盛りが効いたのか、余りお腹が空かず、そんなには食べる事が
出来ず残念でした。夕食後には会場付近で花火が上がるとの事で
楽しみにしておりました。しかも運のいいことに、ホテルの部屋から
見ることが出来たのです。でも「ほんの10分くらいだろう」と
思いながら見始めたのですが・・これが凄かったのです。
30分間花火が上がりっぱなし。ナガシマの花火大競演を
見ているようで、良い意味で期待を裏切られ大満足でした。


ごんぞう氏は花火の終りくらいにウトウトし始め、私は
もう一度お風呂に入ったのですが、彼にお風呂を勧めた所
「ご飯前に入ったからもういい」と、眠ってしまいました。
明日は早起きしなくちゃいけないから、ま、いっか。
今日はかなーり暑い1日だったのですが、明日も同じような
天気のようです。さて、どうなる事やら・・。