箱根駅伝 往路


今日はごんぞう氏は早朝からロードバイクチームの
今年初めての練習会に出かけてしまい、私は前々から
楽しみにしていた箱根駅伝を見るためテレビの前に
釘付けとなりました。今年も往路の見どころは
何と言っても「山の神童」こと柏原竜二選手の
3年連続となる5区の力走です。しかし彼は昨年の
箱根駅伝直後に膝を故障し、出雲駅伝では代表メンバーから
外れ、10月の全日本駅伝でも本調子とは言えない走りで
本人も納得出来ない様子でした。なので今年の箱根は
不安材料を抱えていて、とても心配だったのですが・・
4区のランナーにトップから3分弱、3位で襷を
受け取ると、神がかった走りであっという間に2位の選手を
抜き去り、1位の早稲田の選手も抜きました。しかし
昨年と違ったのは、彼には余裕が感じられなかった事です。
表情は終始苦しそうで、ゴール後もその場に倒れこんでしまって
チームメイトに運ばれていました。そして昨年は見られなかった
彼の涙・・。苦しかった時期を乗り越えての見事な逆転優勝。
本当に素晴らしかったです。特に最後のゴール前でのガッツポーズ、
あまりの格好よさに惚れ惚れしてしまいました。


柏原選手の大活躍の他にも、1区で驚異の走りを見せてくれた
早稲田大学の大迫選手、スパートした彼に果敢について行こうとして
最後には鼻血に苦しみながらも頑張って走った日本大学の堂本選手、
花の2区で日本人最高となる17人抜きを達成した東海大学
村沢選手、そして5区で山の神と堂々と渡り合った早稲田大学
猪俣選手・・今年も印象に残る選手が沢山いました。明日は
トップの東洋大学と2位の早稲田大学とのデッドヒートになるのでしょうか。
それともほかの大学にも勝機が訪れるのか・・楽しみです!