ロードバイク極秘練習


ごんぞう氏がロードバイクにハマっていくのを
冷ややかな目で見ているだけだった私ですが、
ついにその楽しそうな姿に影響され、「私も乗ってみたい」
と本気で思うようになりました。そして・・書きませんでしたが
先月の半ばの土曜日に、車が絶対に来ない道へごんぞう氏の
初代のロードバイクを持ち出し、練習してみたのです。


しかし何と言ってもロードバイクに乗るのは生まれて初めてです。
まず、跨らなくてはならないのですが、これが一苦労です。
今までママチャリにしか乗った事がないため、足を前から回す
「女乗り」しか出来なかったのですが、ロードバイクは足を
後ろから回さなくてはなりません。それもかなり足を上げなくては
サドルを跨げません。「せーの」と勢いをつけて足を上げた途端
股関節が「ゴキ」と鳴り、足がつりそうになりました。
それでも何とか跨ったのですが、サドルにお尻が届きません。
これもロードバイクのポジションから考えたら当然なのですが
「どうやって漕いだらいいの?」と、考え込む私に
ごんぞう氏は冷静に乗り方を教えてくれました。まず、ペダルに
片足を置き、それからサドルにお尻を着き、踏み出す。
しかし・・これがやってみると意外と難しいのです。
まず、ママチャリとは全く違う前傾姿勢が怖くて仕方ありません。
怖いから踏み出しにも力が入らず、スピードが出なければ安定せず
ハンドルがふらつきます。そんなこんなで普通に走り出せるように
なるまでに、かなりの時間を要しました。


走り出せるようにはなったものの、更に重要な問題が・・。
それは、「止まってバイクから降りる」事がこれまた非常に
難しい事でした。私は今までママチャリに乗っていた時でも、
止まって降りる時にはサドルにお尻を着けたまま、足だけを
地面についていたのですが、ロードバイクの場合はサドルに
座った状態では足が地面に着きません。なので降りる時には
ペダルに片足を着いたまま、サドルからお尻を前にずらし、
もう片方の足を地面について、身体は前に・・という風に
ごんぞう氏に見本を見せてもらったのですが、ごんぞう氏のように
上手く出来るはずもなく、最初の頃はとにかく飛び降りるように
降りていました。しかも私はブレーキをかけるのも満足にできず、
というのもロードバイクのブレーキの位置はママチャリとは
全く違い、ものすごく握りにくい場所にレバーがあるのです。
それできちんとブレーキがかかっていない状態で飛び降りるものだから
その結果、サドルでお尻を強打! 全身に余分な力が入っているので
身体のあちこちが痛く、真冬だというのに汗びっしょり。
そんなこんなで3時間ほど練習しましたが、最終的には何とか
乗り降りが出来るようにはなりました。


しかし・・家に帰って椅子に座ると、お尻に激痛が。
ごんぞう氏のバイクのサドルはめちゃくちゃ硬く、ずっとお尻を
変な姿勢で押しつけていたせいで、お尻、というか、股間全体が
痛くて痛くて・・。その上、身体中が筋肉痛になってしまいました。
こんな状態ではいつになったら颯爽と乗りこなせるようになるのやら・・
と思っていたのですが、今日は一念発起してごんぞう氏がいつも行っている
練習会の周回コースへ車でバイクを運び、そこで練習しようと思い立ったのですが・・
長くなってしまったので、続きは明日のブログで。