世界フィギュア閉幕


22年ぶりに日本で開催された世界フィギュア
今日、閉幕しました。結果は皆さんもご存知の通り
日本勢が金一つ、銀二つと3つのメダルを獲得し、
惜しくもメダルを逃した2人も5位と7位という
素晴らしい成績を収めました。


優勝した安藤美姫選手が言っていましたが
「ライバルは自分自身」「自分との戦い」・・
確かにそうだろうと選手達の演技を見ていて思いました。
そして今回、結果的には2位で素晴らしかったのに
何故か少しうかない様子の浅田真央選手、
まだ16才なのに「優勝候補ナンバー1」なんて
言われ続け、物凄いプレッシャーと戦ってきたのだと
思います。その思いがフリーの演技をほぼ完璧に
演じ終えた時の涙に出たのでしょう、見ていて私も
思わずジーンとしてしまいました。そんな浅田選手の
完璧な演技の後で滑った安藤選手も、きっとすごい
重圧の中で演技したのだと思います。そして見事優勝。
昨年のトリノでの惨敗から1年でこんなに成長するとは、
人はやれば出来るんだなと思わせてくれました。


余談ですが、安藤選手のエキシビジョンの時の衣装が
すごく好きです。彼女には赤よりも黒の方が似合うような
気がするのですが・・。そして今回は3位となってしまった
韓国のキム・ヨナ選手、彼女が腰を治して完璧な演技が
出来るようになったら・・日本勢には恐るべき強力な
ライバルとなりますね。私はこの人のスタイル、滑り方が
とても好きなのです。優雅で、上品で・・。
でもやっぱり日本の選手に頑張って欲しいです。
今年の大会はこれで終わりだそうですが、また来年も
素晴らしい感動を与えてくれるものだと期待せずにいられません。