療養生活の終わり

リビングとダイニングを仕切るカーテン



今日でティーが怪我をしてちょうど2週間です。
鳥の骨折は早くて一週間、遅くとも10日もあれば
骨がくっついてしまうそうで、ティーも10日も経つと
退屈なのか、狭いカゴの中で大暴れしておりました。
毎日様子を見守っておりましたが、もう大丈夫だと思い、
ティーを今まで通り、リビングに放してみる事にしました。


2階に置いてあった鳥かごを階下に移し、扉を開けると
待ちかねたようにティーは飛び出してきました。そして
あらかじめ敷いてあった絨毯の上に上手く着地しました。
2週間ぶりに歩くティーの姿は・・少し右脚がぎこちなく
見えますが、それでもちゃんと両足で歩いています。
2週間前、事故直後には「もう2度と歩けないかもしれない」
と嘆いていたのが嘘のようです。小鳥の病院の先生でさえ
「歩けるようになるかは・・今の時点では何とも言えません」と
仰っていたのに、これはまさに奇跡としか思えません。


問題のダイニングルームへの侵入も、カーテンに阻まれ、
行く事が出来ないようで、この点も一安心です。
しかし、今回は運よくティーの命に別状がなかったのですが、
これから先、またどんな事故があるかわかりません。
私の両親は「出すからいけない。一日中鳥かごに入れておけばいい」
と言います。確かに、ごもっともです。でも、私はティー
自由に育ててしまったので、今更鳥かごに一日閉じ込めるなんて
その方が可哀相な気がしてどうしても出来ないのです。
そんな私が出来る事は唯一つ「不幸な事故が起こらぬようにする事」
だと思います。今回の事を肝に銘じ、これからの生活に役立てようと
心に誓ったのでした・・・。