怖い爪きり


昨日から明後日まで、ごんぞう氏は3連休です。
家にいる時間が長くなり、彼の事が大好きなティー
暇さえあればごんぞう氏の肩の上に乗ってご満悦です。
しかし、最近また爪が伸びてきていて、肩に乗られると
チクチクして痛いので私もごんぞう氏もすぐに降ろしてしまいます。
で、今日、思い立った私はティーの爪を久しぶりに
切ってやる事にしたのですが・・・。


とにかくティーは爪きりが大嫌いで、片手で補定して
片手で爪切りを持って爪を切るのは至難の業です。
暴れるティーをなだめすかしつつ、何とか8本の爪のうち
7本を切り、残り一本・・しかし、最後だと思う油断が生じたのか
切る瞬間にティーの足が動き、ほんの少し他の爪よりも
短めに切れてしまいました。本当に少し、10分の2ミリ程の違いが
血管が通っているかいないかを決めてしまうのです・・。
「しまった!」と思った時には緩めた手から抜け出したティー
点々と血の跡を付けながらゴザの上を歩いていました。


血を見てパニックに陥りながらも、チョコの供養のために買った
線香を取り出し、ガス台で点火し、爪先から血を滴らせたまま
逃げ回るティーを何とか捕まえ、片手で体、片手で足をつかみ、
線香の火玉を傷口に一瞬押し付けて毛細血管を燃焼させるという
止血法をごんぞう氏に協力してもらって2人掛かりで行いました。
しかし怪我をしているにも関わらずティーはまたしても大暴れ。
なかなかじっとしていないので、線香を押し付ける役目のごんぞう氏も
汗だくで奮闘し、何度か手こずった後、やっと止血する事が出来ました。


ようやく血が止まったティーを鳥かごに入れ、しばらくしてから
いつものようにリラックスした様子で羽づくろいを始めたのを見て、
やっと人心地がついて辺りを見回すと・・リビング中ティーの血が・・
床に敷いたゴザ、パソコンの上、ソファの上、そして私の手にも・・
それらを拭きながら、それでも何とか血が止まって本当によかったと
心から思いました。それにしても・・爪きりはもうやりたくない!と
思うのですが、爪を伸びるがままにしておくと、爪の中の血管も
一緒に伸びてしまうのだそうで・・爪は早め早めに切るのが重要なのだと
小鳥の病院の先生が仰っていましたし・・今度は今まで以上に
慎重に慎重に、切り過ぎの絶対ないようにしなければならない!と、
心に誓ったのでした・・。