皆既日食とは・・


ずっと以前から今日、7月22日は「日本で
46年ぶりに皆既日食が観測出来る日」として
注目されてきました。そして世界で最も長く
観測出来る地点「悪石島」への日食観測ツアーが
34万円もかかるとワイドショーで言っていたのを
聞き、びっくりしたのが数日前です。


そしてついにやってきた今日、待ちに待った人たちの
期待を裏切るような空模様・・。特に大金を掛けて
ツアーに参加した悪石島はさんざんだったようで・・
太陽が見れないのは勿論の事、暴風雨にまで見舞われ
体育館の中で皆既の時を迎えられたそうで・・
お気の毒としか言いようがありません。


それに引き換え、豪華客船で日食を見るツアーに参加した
人たちは、天候のいい場所で思う存分に皆既日食を満喫したようで
悪石島のツアーの人たちとは正反対の結果だったそうで・・
移動できる「船」が2つのツアーの明暗を分けたのでしょうね。


そんな私がいた三重県の空も生憎の曇り空で、私は家で
テレビの生中継で皆既日食の瞬間を見ていました。
これまで「部分日食」は何度も報道されていましたが、
完全な「皆既日食」を見たのは初めてで、皆既の間はあんなに空が
真っ暗になると言う事を今日の今日まで知りませんでした。
昼が夜になる・・本当に神秘的で、大昔の人たちはきっと
「神の怒り」「世界の終わり」と思った事でしょう。


今まで興味を抱いた事がなかった日食ですが、今回、豪華客船の
ツアーに参加した人達の感動ぶりに感化され、ちょっと興味を持ちました。
次回の日本で見る事の出来る皆既日食は2035年だそうですね。
今度は見える範囲も広く、関東だそうで・・
この目で見る事が出来たらいいな・・なんて考えてしまったのでした。