ポッカGT予選観戦

コンデジではこれが限界



今日は朝から鈴鹿・・へは行けず、(午前中は
ごんぞう氏が歯医者さんへ行くため)お昼ちょっと前に
先輩と待ち合わせたショッピングセンターの駐車場に
着き、ほどなく先輩と合流してサーキットへ。
しかしこの日はめちゃくちゃ暑い日で、曇りがちにも
関わらず、3人は汗びっしょり。特にカメラ関係の荷物が
滅茶苦茶多い先輩は気の毒な程汗をかいておりました。


早速ヘアピンの観戦ポイントに腰を下ろし、カメラを
セットし出した先輩に色々と質問してみました。
すると・・さすがプロ用の機材を持っている人だけはあり、
専門知識が次から次へと出てきました。あまりに難しい
言葉が出て、私が理解しかねていると、それを悟って
易しい言葉に置き換え、分かり易い様に説明してくれました。
それによると・・やはり動く被写体にはコンパクトデジカメでは
対応できない事、同じデジカメでも根本的に一眼レフと
コンパクトは違う事が分かりました。


予選が始まってしまうと、先輩は撮影に集中し、私も一応
持って行ったデジカメで撮影してみましたが・・確認すると
ブレブレです。それに引き換え先輩のカメラのモニターを
見せてもらうと、バッチリ撮れています。ピントはもちろん、
余りに近すぎてドライバーの表情まで分かるのです。
やはりカメラによってこんなにも違いが出るんですね。
ますます一眼レフカメラの凄さに心が揺れてしまいました。


予選もすべて終わり、駐車場に着いた時、私はもう少し
先輩に話が聞きたい気分でした。ここでお別れしてしまったら
次にこちらに来てくれるのはいつの事なのか・・
そんな私の気持ちが分かったのか、ごんぞう氏が言いました。
「うちに来ます?」私は思わず「よかったら是非、寄って行って下さい」
と言い添えていました。最初は仕事の残りがあるし・・と、
遠慮がちにしていた先輩も、余りに私が必死の表情だったのでなのか、
「じゃあ、少しだけお邪魔しようかな」と、我が家に来てくれる事に。


我が家に来た先輩は、ノートパソコンを開き、仕事(何とか報告だそうで)
をしながら、時折私達とカメラの話をしてくれました。
そして仕事が終わると、各カメラメーカーのホームページを開き、
それぞれの長所、短所を分かりやすく説明してくれました。
本当に為になる色んな話をしてくれた先輩に感謝し、是非とも夕食を
ご一緒に・・と、誘ったのですが、ご実家で用意してもらうように
言ってあるそうで・・何のお構いも出来ず、申し訳ない気持ちで一杯の
私を残し、名古屋市内のご実家へと向かわれました。


しかし先輩のお陰で、大体どんなカメラがいいのかが分かりました。
お腹がすいて早く帰りたかっただろうに、時間を気にする様子も見せず、
丁寧に説明してくれた先輩には本当に頭が下がりました。
あまりにも分かりやすく、どんな事でも答えられる事に感心して
「カメラ屋さんの店員さんになれますね」と言ってしまう程でした。
今度もしも我が家に来てくれる事があったら、その時こそは
しっかりとおもてなしをしようと決意したのでした・・。