43年ぶりの日本一


昨日の午後はテレビに釘付け状態でした。
高校野球もついに決勝戦、我が愛知県代表、
中京大中京高校が優勝をかけ、新潟県代表の
日本文理高校と対戦したのです。


なかなか点が入らず、2−2のまま6回まで
ゲームは進み、このまま投手戦で一点の争いかな・・
なんて思っていたのですが、6階の裏、ゲームは
ついに動き、中京大中京が大量リード!
そして9回の表の時点で10−4となり、2アウト
ランナーなし。もう普通ならこの時点で絶対に
諦めてしまう所なのでしょうが・・日本文理の選手は
諦めませんでした。なんとその状態から怒涛の攻撃で
5点を取ったのです。余裕で見ていた私も思わず
「これはもしかしたら追いつかれるかも・・」と
不安になってきました。しかし最後のバッターは
サードライナーで倒れ(これもいい当たりでしたが)
ゲームセットとなりました。普通なら一点差で負けるなんて
悔し泣きする選手がいるはずなのに、なぜか泣いていたのは
勝った中京の選手でした。負けてしまったのに日本文理
笑顔の選手が多く、不思議な印象を持ちました。


それにしても・・凄い試合でした。「野球は2アウトから」
その言葉がまさに当てはまる、素晴らしい試合でした。
私としては、出身県の愛知県が優勝してくれて、その事は
本当に嬉しかったのですが、一方で負けた日本文理の選手達にも
心からの拍手を送りたいです。今年は三重県が一勝したし、
久しぶりに面白いと思える高校野球でした。来年は是非
2勝目をあげて下さいね。三重県代表高校様。