残り物に福が！

昨日とは打って変わって朝から晴れの予感。
観戦を諦めてしょんぼりしている私にごんぞう氏が
「自転車でチケットセンター見てこようか？」
どうも運動ついでにチケットが残っているかどうか
見てきてくれると言うのです。「どうせ今頃
行っても無いに決まってる・・」とは思ったのですが
折角のごんぞう氏の好意に甘えてみる事にしました。

そして一時間ほど経った頃、携帯が鳴りました。
相手はもちろんごんぞう氏で、なんとなんと
結構チケットがまだ売っているそうなのです。
私は慌ててパソコンを立ち上げ、公式サイトで
座席を確かめました。そして私が選んだ席は
Ｃ２スタンドの一角に設けられた
「中嶋一貴選手応援席」（３７０００円）でした。

それからまた一時間ほど経ち、汗びっしょりの
ごんぞう氏が帰宅しました。彼が購入してくれた
チケットを見て、私は狂喜乱舞してしまいました。
２２列目、なんと最後列ではないですか！
前回３年前に買った席は確か３、４列目くらいだったから
金網が目の前にあり、あまり良く見えなかったので
後ろの席の方がいい事が分かったのですが、今回は
何と言っても「売れ残り」なんだし、最前列でも
仕方ないと思っていたのに・・最後列とは。
そしてシャワーを浴び、着替えたごんぞう氏と
大慌てでサーキットへと出かけました。

サーキットに着くと、３年ぶりのあの雰囲気。
何とも嬉しい気分で自分たちの席へ向かいましたが・・
Ｃ２の席って凄く遠いんですね。着くまでに
２人とも汗びっしょりになってしまいました。
しかしたどり着いた座席は想像していたよりも
ずっと見晴らしがよく、ホームストレートから
第一コーナー、第二コーナー、そしてＳ字の入り口までが
見渡せる最高の場所でした。感激しつつ午前のフリー走行、
午後の公式予選をたっぷりと観戦しました。

が、慌ててきた事もあり、色んなものを持参するのを
忘れてきてしまいました。まず、私の帽子。それに
大き目のタオル。この二つを忘れた事で、後でとても
悲惨な目に遭ってしまうのですが、それは「日焼け」です。
１０月の紫外線を私は甘く見ていました。帽子がなくても
大丈夫だと思っていたのですが・・とにもかくにも
日差しが痛く感じるほど暑く、運の悪い事に私は襟元が
大きめに開いた服を着ていました。遮るものがない
日差しを浴び続け、夜、帰宅してから首の辺がヤケに
ヒリヒリするのに気づき、鏡を見てみると・・
首の周りがぐるりと真っ赤になっておりました。
酷い日焼けをしてしまったのです。お風呂に入ったら
お湯が当たると痛くて痛くて・・。明日も同じような
天気らしいので、日焼け対策を万全にしなければ・・。

ごんぞう氏のお陰で諦めていた日本グランプリが
観戦できる事になり、とても嬉しいです。
天気予報では明日の降水確率は０パーセント。
鈴鹿には強烈な晴れ男か晴れ女がいるのでしょう。
唯一の日本人ドライバーの一貴選手、予選ではあまり
いい成績でなかったのですが、何とか明日は挽回して
一つでもポジションを上げてほしいものです。
そしてバトン選手の年間チャンピオン決定の可能性は・・
何はともあれ、明日の決勝が楽しみです。