石垣島トライアスロン大会

スタート前の光景

 

いよいよ大会当日、この日は6時にホテルの
バイキングの朝食を摂りました。いつもなら
もう少し遅い時間から営業するそうですが、
この日はトライアスロン出場の宿泊者が多いらしく
ホテル側も対応して早めにレストランを開けて
くれたようです。ま、確かに6時からぞくぞくと
レストランに入ってきた人の殆どがトライアスロンウェアを
着た人でした・・。


そして朝食の後は荷物を持ち、トランジットエリアに
移動です。といっても、私達の泊まったホテルは
大会会場のすぐそば、トランジットエリアの目の前なので
移動はとても楽でした。来年もしもまた出場するなら
宿泊はこのホテルに決まりでしょう。
この日の天候は薄曇りで、気温もそんなに高くなく
ウェットスーツを着て試泳したごんぞう氏は水の冷たさに
驚いていました。そんなこんなでスタート時間、
物凄い数の選手達が一斉に海に泳ぎだして行きました。
私はごんぞう氏を探しましたが、同じ色のキャップ、
同じようなウェットスーツ、そして顔にはゴーグル・・
もう誰が誰だかさっぱりわかりません(笑)。
スイムでのごんぞう氏の勇姿を撮影するのは諦め、
私はさっさとトランジットエリアへと向かいました。


絶好の位置でカメラを構えてた私の前をごんぞう氏が
自転車で通り過ぎて行き、いよいよ次は彼が得意とするバイクです。
が、今回のコースは周回ではなく、ぐるーっと周ってくる
コースなので、一度通り過ぎたらゴールまでは帰ってきません。
なので私は一旦ホテルの部屋で休憩してバイクが終わるのを
待つ事にしました。こういう時、ホテルが近いのって本当に
助かります。そしてその時間の間に私は荷物を片付け、ホテルの
チェックアウトを済ませ(今日と明日は違うホテルで宿泊です)
一時間程が経った頃、私はカメラを手にバイクのゴール地点へ
向かったのですが・・待てど暮らせどごんぞう氏はやってきません。
スイムフィニッシュから1時間30分、さすがに遅すぎます。
「もしかして、見落とした?」それとも「まさかトラブル? 
落車? パンク?」悪い予感がどんどん膨らむ中、
トランジットエリアへ行ってみました。しかしエリア内へは
選手以外の人間は入れません。ごんぞう氏のバイクが止めてある辺は
ちょうど中間点で、フェンス越しにどんなに目を凝らしても彼の
バイクは見えません。仕方なく私はフェンスの内側で談笑していた
警備員らしき人に頼んでみました。「すいませんが、○○○番の
イクラックにバイクがあるか見てくれませんか? 私入れないんで・・」
最初は何事だろうと訝しげだったその人は、もう一度お願いしたら
見に行ってくれました。そしてこちらを向き「ありますよ」とのお答え。
どうも私は見落としてしまったようです。「ああ、ありましたか・・
よかった。ありがとうございました」と、警備員さんにお礼をいい、
即座にゴール地点へと向かいました。今度こそ写真を撮らねば・・。


ゴール地点では早くもトップ集団がぞくぞくとゴールしていました。
そんな中、なんとか写真を撮れそうな場所を確保し、ごんぞう氏を
待つ事数十分・・ついにゴール地点にごんぞう氏が現れました。
必死に走る彼をカメラに収め、ゴールでお出迎え。彼のウエアは
海水だか汗だかで白くなっていました。記録は目標の3時間を切り、
2時間51分8秒。初めての大会にしては上出来なのではないでしょうか。
その後は私はレンタカーで、ごんぞう氏は自転車で!今日と明日の
宿泊先となるホテルへと移動したのでした(ホテルまでは4キロ程の
道のりで、ごんぞう氏にとっては朝飯前の距離です)。


ホテルに到着したのは1時ちょっと前で、チェックインまでは
時間があるとの事なので、仕方なくごんぞう氏は車の中で着替えて
ホテルに隣接しているレストランでバイキングの昼食をとりました。
その後、チェックインを済ませ、完走証を受け取るべく車で
会場へと向かいました。完走証はすぐにもらえたのですが、お隣では
完走証のラミネートサービスなる事をやっていて、それが大盛況。
私達も早速やってもらおうと並んだのですが、前の人が完走証の
裏にゼッケンを挟んでラミネートしてもらっているのを見て
「あ、あれいいアイディアじゃん。うちらも・・」と、真似しようと
思ったのですが、ゼッケンは車の中です。仕方なく列から外れ、
車にゼッケンを取りに行きました。そしてゼッケンを手にラミネート
コーナーへ戻ってみると・・さっきと違い、物凄い行列になっておりました。
ラッピングの機械は6台もあるのですが、どうも熱で壊れてしまった
らしく1台は動いておらず、後の5台もボランティアさんたちが必死に
団扇で扇いでいました。まさか有料のサービスがこれ程人気が出るとは
思わなかったんでしょうね。かなり長い時間並んで、無事完走証を綺麗に
ラミネートしてもらう事が出来ました。あの殺人的な忙しさの中でも
丁寧に仕事してくれた(おそらく)ボランティアの皆さんには頭が下がる
思いです。


昨夜贅沢したので、この日の夜はファストフード店
ハンバーガーを食べました。流石に疲れたのでしょう、ごんぞう氏は
この日の晩も早めに眠ってしまったのでした。