長良川国際トライアスロン

トランジットでの光景



今日は今シーズンのオリンピックディスタンスでの
大会としては最後となる「長良川国際トライアスロン
の日です。昨年、この大会でトライアスロンデビュー
となるはずだったごんぞう氏ですが、生憎の雨で
ショートデュアスロンとなってしまった大会で、
今年こそはとの思いをこめて好天を願っていましたが
願い叶って朝から晴天! よかったーと喜んでいたのですが
その考えは間違っていたと気付かされる羽目になるとは・・。


この大会、スタート時間が10時と遅いので、
出発時刻も遅く、会場に到着したのは午前7時過ぎ、
それからバイクや荷物を運んだり、受付を済ませたりと
していたのですが・・気温はぐんぐん上昇し、まだ
着替え前だというのにごんぞう氏は汗だくになって
しまいました。ちょうどバイクコースの目の前の川原に
簡易式のテントを広げ、中に荷物を置いてスタンバイ。


そして午前10時、ごんぞう氏の出場している第4ウェーブの
スタートです。いつもの大会同様、同じキャップ、同じような
ゴーグル、同じようなウェットスーツを着ている人達の中で
ごんぞう氏らしき人を探して写真を数枚撮り、ごんぞう氏が
スイムを終えたのを確認してバイクコースへ移動しました。


しかし、この時点で気温は38度・・。帽子をかぶり、
腕にはUVカット機能のついたアームカバーをつけ、
日傘を差して、強烈な紫外線対策は万全のつもりだったのですが
首からぶら下げた一眼レフのカメラが重く、少しの距離を
移動しただけで目眩が・・それでもごんぞう氏のバイク
一周目は確認し、写真も撮りました。しかしそこで気分が
悪くなり、堤防の上にあるセンターハウスで一旦涼もうと
階段を上ったのですが、上がりきった所で動悸、息切れが・・。
ふらつきながら建物に入ると、目の前が暗ーくなってきました。
これはいかんとその場にしゃがみ、数分その状態で休憩してました。
エアコンが効いた涼しい場所にいたせいか、気分が回復したので
会場に戻りましたが、立って観戦する事が出来ず、やむなく
テントの中で座っておりました。財布を車の中に忘れてきてしまったため
飲み物が買えず、朝購入したペットボトルの麦茶がテントに
置いてあったのでそれを飲んだのですが、見事にホット麦茶に
なっておりました。それでも水分補給が出来たので、回復に少しは
役立ったような気がします。


かなり長い時間テントの中で過ごし、ごんぞう氏がバイクを終えて
トランジットへ向かうのを確認し、先頭の選手がゴールし始めた頃、
私もゴール地点へ移動しました。そこから走るごんぞう氏の姿を
確認したのですが、どうも調子が悪そうです。やはりこの暑さで
バテてしまったのでしょうか。彼はそれでも何とか走っていたのですが
歩いていた人も沢山見受けられました。そして思っていたよりもは
遅い時間でありましたが無事ゴール。昨年は雨で、今年は汗と水とで
全身ずぶ濡れのごんぞう氏を何とか出迎える事が出来ました。
そして昨年同様、鮎雑炊、そうめん、フルーツポンチの昼食を
2人で分け合って食べ、まだまだ暑い中帰宅しました。


家に帰ってからネットで結果を見たのですが、やはりごんぞう氏の記録は
前回蒲郡、前々回石垣に比べても遅く、今シーズンワーストタイムと
なってしまいました。それだけ過酷な大会だったという事なんでしょうね。
この一週間、「どうか日曜日は晴れますように」と祈り続けていましたが
「こんなにめちゃくちゃ暑いなら、雨が降った方がマシだった」なんて
勝手な気持ちになってしまいました。真夏の大会は過酷で厳しいですね・・。