決勝の雰囲気を・・


今日は一昨日、昨日にひきつづき朝から物凄くいいお天気。
思えばフリー走行、予選、決勝と3日間好天に恵まれたのって
凄く久しぶりなのではないでしょうか。


昨日の午後、テレビで予選の模様を見ましたが、
小林可夢偉選手の頑張り、そしてベッテル選手の
意地の走りでのポールポジション獲得と、
見どころ一杯で現地に行った人達が羨ましくなりました。
ますます今日の決勝が見たくてたまりません。


そんな中、ごんぞう氏はいつもの日曜日と同様、
ロードバイクチームの練習会へ出かけてしまい、
私はやきもきしておりました。そしてお昼になり、
彼が帰宅してから、「サーキットに行きたい〜」と
言い続け、「どうせ行ったって中に入れないのに・・」と
渋るごんぞう氏を説得し、サーキットへ向かいました。
近付くにつれ、上空にヘリコプターが待機していたり、
周りの駐車場が満車なのを見たりするにつれ
だんだん気持ちが昂ぶります。そしてピットFMという
ラジオでの実況放送が聞ける場所、交通の邪魔にならない
広い道を探し、車を止めてスタートの瞬間を待ちました。


それからの約1時間半は本当にあっという間で、
予選の走りから期待した可夢偉選手は残念ながら入賞はならず、
それでもあと1ポイント取ればチャンピオンなのに
安全策に出ず、3位表彰台を獲得したベッテル選手、
そして鈴鹿をこよなく愛するバトン選手の初優勝・・と、
見どころ満点のレースでした。一人でラジオを聴きながら
興奮する私の横、運転席では練習会で疲れたごんぞう氏が
爆睡中・・で、話し相手がいなくて寂しかったですが。
残り5周の時点で、渋滞を避けるため私はごんぞう氏を起こし、
サーキットから離れようとしたのですが、時すでに遅く、
周辺道路は大渋滞。それでもそのおかげで、丁度車が
渋滞で止まった所がサーキットが少し見える道路上で、
ウイニングランする各選手のマシンをビジョンでちらっと
見る事が出来たのでした。


家に帰ってから早速録画しておいたテレビ放送を見たのですが、
バトン選手は燃料ギリギリだったのでウイニングラン出来なかったのですね。
そんな状況でタイヤを労り、燃料をセーブして優勝したなんて、
本人の嬉しさもひとしおだったのではないでしょうか。
なのに放映時間の都合なのでしょうか、肝心のバトン選手の
優勝インタビューがカットされていて残念に思いました。
それでも次の日の朝刊にはバトン選手の「この鈴鹿が好きなんだ。
素晴らしい日本のファンの前で勝つ事はとても大きな意味がある。
すごくいいレースができた」との素晴らしいコメントが載っていて
とても嬉しく思いました。鈴鹿でチャンピオンを決めたベッテル選手の
「ここで決められた事は特別に素晴らしい」というコメントも
彼の思いが伝わってきて、鈴鹿で決めてくれて本当によかったと
思いました。


やっぱりF1は面白いですね。来年は現地で・・見たいですけど、
いかんせん観戦券がお高いですよね。また車でラジオを聴くことになるのかな。