誕生日 そして


今日は私の○○回目の誕生日です。で、偶然にもこの日は
ごんぞう氏所属のロードバイクチームの秋のツーリングの
日でもありました。ごんぞう氏は問題なくロードバイク
参加できますが、なんせ高低差がかなりあり、総走行距離も
120キロを超えるとの事なので、私は車を出してチームの
サポートカーとして参加する事にしました。


しかし・・前日ごんぞう氏に分かり易いようにと
ルートマップをプリントアウトしてもらい、勿論車にも
カーナビが付いているにもかかわらず、私は何度も道に迷い、
もう合流出来ないかと思ったほどでした。その上、途中
物凄い狭い山道に入り、「こんな道でもしも対向車が来たら
絶対アウトだ・・」と、対向車が来ないことを祈りつつ
進んでたら来てしまいました。対向車。しかもうちの車に
負けず劣らずの大きな車。しかもしかも、運転手は私と同じ
女。しかもしかもしかも、かなりご年配の女性。よく見ると
助手席にはご主人らしき男性が乗ってるじゃないですか!
「何で〜? 代わってよ〜」とブツブツ言いつつ、しばし
2台は立ち往生。もう泣きそうになりながらも私は一杯に
ハンドルを切り、車を崖に寄せました。「ゴリゴリ」
タイヤが崖に擦れる音がしました。「ひえ〜〜」それでも
ゆっくりと2台はすれ違い始めました。ドアミラーが当たりそうに
なったので、私はミラーを畳みましたが、相手はもう
それどころではないようです。(もう、ミラー畳むくらいしてよ)
心の中で文句を言ってたらすれ違いざま、運転手のご婦人が
頭を下げました。と、私も反射的に頭を下げていました。
これで何とかすれ違えたのですが、後程私は広い道に出てから
車を止め、慌てて左側の車体を調べました。幸いタイヤが
ドロドロになっただけで、車自体は無傷でホッとしましたが、
「もう2度とあんな道は通らんぞ!」と心に誓ったのでした。


私は泣きそうでしたが、自転車のメンバーは無事に
目的地に到着し、素朴でありながら美味しい昼食をとり、
帰りは行き程細い地獄道も無かったので楽に帰る事が出来ました。
サポートカーとしての役割は果たせませんでしたが、
同行したメンバーの皆さんから「どこかで何かあっても
車が居てくれると心強い」とのお言葉をもらえたのでよかったです。


ケーキが無かった誕生日でしたが、色んな人と楽しく過ごせて
いい一日でした。