ミルク病院へ


発情防止のため、ずっと2階で生活していたセキセイインコ
ミルクですが、1週間ほど前から「ケッケッ」というか
「キャッキャッ」というような咳?のような発作を度々
するようになり、1階にいてもその声が頻繁に聞こえてきて
「2階は寒すぎて風邪でもひいたかな・・」と、
5日前から1階に鳥かごを移しました。しかし、発作は
頻繁に起こり、心配になった私はミルクを病院に連れて行く事を
決心しました。病院は勿論「カルミア小鳥の病院」ですが、
昨年大府から小牧へとお引越しをされていて、小牧になってから
初めての訪問で、しかもごんぞう氏も頼れない自分の運転・・
怖かったですがナビのお蔭で何とか予約時間に到着。
病院は以前のような「間借」ではなく、どうも「自宅兼病院」
のようで、これでここで移転なくずっと診てくれそうで一安心です。


約3年ぶりに会う先生は変わらずお元気そうで、早速いろいろと
話を聞いてくれました。そんな先生の出した診断結果は
「ヨード不足による甲状腺の異常」ではないかとの事。
ある程度ネットで調べていたので、驚きはなく「やっぱり」と
思いました。そして薬を調合して下さり、ここまでは普通の獣医さんの
お仕事だと思うのですが、ここの先生は鳥かごを観察し、
餌箱の位置が低すぎて頭をかなり下げなければ餌が食べられない。
なので余計に鼻とか頭部の空洞(鳥の体の構造を詳しく説明して
下さいました)に餌が入り易く、くしゃみ(私が咳だと思っていた
発作はくしゃみとの事でした)が出てしまうのではないかと。
以前ティーやミルクの脚が悪くなった時にも止まり木の事で
アドバイスが貰えたように、「どのような生活をしたら少しでも
病気がよくなるか」という事を先生は教えてくれます。
話をしながら先生はミルクの体重を量り、そのうの触診をして
糞の検査をしてくれました。そのうと糞は問題なかったのですが
体重が28グラムしかなく、ちょっとやせ気味だと。これも夜
早く寝かせてしまうので、餌の摂取時間が少ないせいではと
指摘を受けました。結局病院にいた時間は40分ほど。
かなり時間をかけて診て下さり、貴重なアドバイスも貰えました。


帰りも高速をフルに使い、家に到着するとすぐに貰った薬を
指示通り飲み水に混ぜ、与えてみました。先生は薬にクセがあり、
匂いもキツいのでもしかしたら嫌がるかも・・と言ってましたが、
ミルクは喉が渇いていたのか薬入りの水をグビグビ飲み、
ホッとしました。餌箱の位置も、かなり高くしてミルクが
餌をついばみ易いようにしてみました。
当然のことながら、この日は発作は治まらず、
でも先生から色々話が聞けたので、昨日までの不安は消え、
今日は安心して眠る事が出来たのでした。どうか少しでも
発作が治まりますように・・。